障害者の中学受験

健常者の場合、能力の差こそあれ対外的なハンデというものはありません。本人の努力でいかようにもなるからです。しかしながら、なんらかの障害を持っている場合、努力だけではどうにもならないことがあるのです。近年、障害という言葉を使わず、個性という表現をするようになってきていますが、まだまだ理解の無い社会が存在するのです。中学受験に関しても例外ではありません。今後の事を考え、中高一貫校で学習する事で、大学進学、さらには将来の目標設定にもつなげたいと考えるケースは多いのです。ところが、中学受験を希望しても受け入れを拒否されてしまうことがあるのもまた事実です。

障害と一言で言っても様々なケースがあります。知的障害の場合が最も進学が難しく、保護者が交渉に奔走する姿が見られます。知的障害にも程度の差があり、軽度知的障害者の場合、障害者枠で採用する企業も多い為、落胆する必要はありません。また、近年は知的障害を持つ子供をサポートする団体もあるので、無理に通常の学校に通わせる事に執着して子供を追い詰めることだけは避けたいところです。子供はダイレクトで残酷な一面を持っています。知的障害に対してまだ理解できないことが、いじめや暴力に繋がらないとも言えないのです。